7月に入りました。今月末、24日(金)からは、FUJI ROCK FESTIVAL、その翌週には、ROCK IN JAPAN FES.、さらにROCK IN JAPAN FES.の次の週にはSummer Sonicと、大規模フェスまであと少しになりました。フェスの服装は、動きやすければ何でも良いのですが、やっぱりフェスT(フェスのオフィシャルTシャツ)を着て参戦したいもの。「現地で買って着れば良いでしょ?」と思われている、フェス初参戦の皆さん。現地でのオフィシャルグッズ購入は、簡単ではないんです。確実にそして素早く手に入れたい方は、事前予約を使いましょう。
入場後に遭遇するのは、オフィシャルグッズ購入の長蛇の列
今年のROCK IN JAPAN FES.の開催概要です。
(出典:ROCK IN JAPAN FES.2015 オフィシャルサイト)
開場は8:00。そして、
(出典:ROCK IN JAPAN FES.2015 オフィシャルサイト タイムテーブル)
ステージのスタートは10時30分。
会場内にテントを設営したりする時間が必要と言っても、あまりに開演までの時間が長すぎると思いませんか。
これ、グッズ購入のための時間なんです。
フェスに初参戦される方は、オフィシャルグッズ購入の長蛇の列に驚くと思いますが、グッズ販売にはいくつかの問題があります。
グッズ販売の手際がよくない
グッズ販売には、
商品を選ぶ→商品を揃える→代金を支払う→おつりを渡す
の4つの段階があります。
選ぶのは、事前にグッズの内容が分かっているので時間はかからないのですが、「商品を揃える」ところで、一旦後ろに下がって、段ボールの山から該当するものを探して、持ってこなければいけません。
この、商品を揃えるところでかなり時間がかかります。
該当する商品があれば、まだ良いのですが、少し時間が経つと売り切れの商品が出てきます。
1度、注文を受けた商品が、在庫切れでなくなった時は、そのことを伝えた後、お客さんが再度別の商品を選んで、また後ろに下がって別の商品を探して…、
と、さらに時間がかかってしまうのです。
仕方がないこととは言え、受付ブースと商品の山との間を行き来する姿を何度も見なければいけないのは、かなりイライラします。
ステージに間に合わない可能性が
開場したあと、早いタイミングで入場したとしても、グッズ売り場には、すでにたくさんの方が並んでいます。
先述の通り、列はなかなか進まないので、入場した後の時間も、待つためだけに過ぎることに。
入場後は、グッズだけでなく、荷物を預けたり、着替えをしたり、お手洗いを済ませる、などステージを見るための準備に時間を使いたいのですが、グッズの列に並ぶと「待ち」の時間を強いられるわけです。
もちろん、ステージは予定通り始まりますから、午前に出演するアーティストについては「このままだと間に合わない」と焦ることになります。
一旦、ステージを見てから、その後に、グッズを買おうと思っても、時間が経てばさらに列は伸びます。
とても1時間ではおさまらないような待ち時間になっていますから、それでは午後のステージも思うように見ることができません。
こうして、オフィシャルグッズを諦めるか、午前のステージを諦めるかと言った、いやな決断をしなければいけなくなります。
2日目以降だとグッズは絶望的に少ない
大規模なフェスは2日以上の日程で開催されます。
オフィシャルグッズは開催期間中は現地で販売されていますが、生産数量は決まっているため、グッズがなくなっても補充することはできません。
そうなると、日程が後半になるにつれて売り切れのグッズが続出。
事前に「これを買おう」と思って、列に並んでも、人気のあるものはほとんど売り切れで、イケてないグッズの中から選ばなければいけなくなります。
2012年のSummer Sonicの2日目に参戦したとき、オフィシャルのタオルマフラーが欲しかったのですが、すでにほとんどのグッズが売り切れていて、代わりに購入したのが、これ。
ま、いいんですけど、モノノフでもない私にとっては、ハードルの高い買い物でした(しかも、この時のももクロは「怪盗少女」も「ココナッツ」もやらないセットリストで、ガッカリ)。
在庫を抱えたくない気持ちも分かるので、主催者側を責めることはできませんが、開催日によってこれだけ差が出るのは、参戦する立場からすると、やるせない。
と言うことで、グッズについてもできる限り準備をして、スムーズに受け取れるようにしたいところです。
ROCK IN JAPAN FES.はグッズの事前予約がスタート
ROCK IN JAPAN FES.はグッズの事前予約を受け付けています。
(出典:ROCK IN JAPAN FES.2015 オフィシャルサイト)
手順は、ネットの専用ページから予約を申込んで、支払いを済ませます。
支払いは、クレジットカードとコンビニでの支払いが選べるので便利ですね。
あとは、現地で本人確認をして受取るだけです。
現地での受取りには、事前予約専用のブースができるようです。
事前予約なら、グッズの選択と支払いの手間が省けてスムーズに引き取りができるのと、在庫切れのリスクがないのが大きな利点です。
事前予約される方もかなり多いですし、
「段ボールの山からグッズを探して揃える」ところは省くことができないので、
事前予約していても、現地での引取りにはそれなりに時間がかかると思います。
ですが、ぶっつけで現地のグッズ売り場前に並ぶのと比べると、その時間は比べものになりません。
支払う金額は同じですし、好きなグッズを選べますから、グッズを手に入れたい方は、事前予約を利用しましょう。
オフィシャルグッズのオススメは、フェスTとタオル
ROCK IN JAPAN FES.で公開されたオフィシャルグッズは、
(出典:ROCK IN JAPAN FES.2015 オフィシャルサイト)
このようになっています。
もちろん、お好きなものを選ばれるのが良いのですが、フェスTは手に入れて、それを着ながら参戦するのがオススメです。
デザインはいろいろですが、できれば、出演するアーティストがバックプリントされてあるTシャツがいいです。
出演者のリストは、そのフェスでしかできない独自のデザインですし、後からどんなラインナップだったかを振り返ることもできて、記念にもなるからです。
また、余裕があればタオルも買っておきましょう。
汗を拭くのはもちろん、ステージのアーティストに合わせて振り回せば、一体感が出てよりステージを楽しむことができます。
かつては、「グッズ、買わない派」だったのですが、一緒に参戦する人と一緒にグッズを買って参戦したところ、気持ちの入り方がちょっと変わったんですよね。
1年に数回しか行けないものなので、できるだけその場を楽しむことを考えると、オフィシャルグッズはやっぱりいいものだと思います。
まとめ
フェスに行くなら、フェスTとフェスタオルを買いましょう。
オフィシャルグッズ購入は大変なので、事前予約するのが断然オススメです。
おまけ
昨夜は、税理士の仲間達と真面目な議論&バカ話を。
気合いが入る。