ランを楽しまれている皆さんは、いつも走っている定番のコースを持たれていると思います。定番なだけあって、様々な条件が整った優れたコースに違いないと思いますが、いつも同じコースばかりだと飽きてしまうことも。
そんな時は、地元を離れて旅先でのランを取り入れてみましょう。
旅はランの絶好の機会です
私は旅に出かけるときは、国内でも海外でもこのケースに荷物を入れて、
出かけることにしています。
このケースは、機内持ち込み可能なサイズに設計されていて、かなり小さいのですが、この中に、PC、シューズ、Tシャツ、パンツ、ソックス、あと着替えを1組入れて出かけます。
旅の目的は様々で、完全なプライベートな時も、仕事の時もありますが、どちらの場合でも持って行くものにほとんど変わりはありません。
旅先では、必ずランに出かけるからです。
プライベートの旅なら、観光をかねて現地の名所や街並みを楽しむために。仕事での出張なら、夕食を終えた後に時間をとって出かけることにしています。
旅先では、厳しいスケジュールの中で過ごされる方も多いと思いますが、その中に1時間だけランに時間を割くことができれば、普段とは違う、新しい経験を加えることができます。
旅ランの良さ
旅ランには様々なメリットがあります。
思い出に残る
まずは、現地での思い出が残りやすいです。
車や電車を使って次々に移動しながら、名所を回るのも悪くありませんが、ランで観光していると、有名な観光スポットだけでなく、その周りの街の様子などにも触れることができます。
商店街や街並み、人の往来、近くを流れる川や海の様子など、ガイドブックでは見ることができない現地の風景をたくさん見られるのです。
こういった「街の空気」こそが、旅を印象深いものにしてくれ、パッケージツアーではなかなか経験できない、強い記憶として残っていきます。
また、街を走っていると信号待ちをしている時に話しかけられたり、反対に、道に迷って近くにいる人に話しかけたりすることがあります。
旅の思い出になるのは、なんと言っても人との交流です。
私も、旅について振り返ると、有名な観光スポットのことは印象が薄くて、むしろ、そこで出会った人と交わした話のことをよく覚えていたりします。
こういった出会いが期待できるところも、ランの良いところです。
気持ちが盛り上がる
普段走ったことのないコースは自然に気分が盛り上がります。
見える景色がいつもとは全く違いますし、公式の大会とは違ってプレッシャーもないので、高まる気持ちに任せて、自由に走ることができ、高いモチベーションで走ることができます。
スケジュールが柔軟
バスや電車での観光は、時間の制約を受けやすいですが、ランの場合は柔軟にコースを決めることができます。
パッケージツアーは当然ですが、公共交通機関でも地域によっては発着の本数が少なく、時間に縛られることが多いです。
一方、ランならそんな制約はありません。
自分が動きたいタイミングで動けば良いので、細かくスケジュールを気にしながら動く必要はありません。
効率よく、名所を回りたいという方には不向きですが、「行けるところに行ける分だけ」という余裕を持った旅を好む方には、移動手段をランに切り替えると、柔軟なスケジュールで動くことができますし、現地での移動の小回りが利いて、ストレスも少なくて済みます。
注意点
利点がある旅先でのランですが、注意しておくべきこともあります。
初めてのコースは普段と勝手が違うので、疲れやすくペースも上がりにくいこともあります。
また、いつもと同じ距離でコースを設定していても、アップダウンまでは正確に分からないので、タイムや体への負担が違ってくることも想定しておいた方が良いでしょう。
ですので、旅先でのランは、余裕を持たせたコース設定をするのがいいでしょう。
海外については、さらに注意が必要です。
海外では、同じ街の中でも、ブロックが一つ違うだけで、非常に危険な地域になってしまうこともありますので、事前に危険なエリアを確認しておいて、そのような地域には紛れ込まないような準備が必要です。
私は、海外でも必ずランで観光していて、幸いにも、危険な目には1度もあったことはありません。
それでも、危険地域の確認は必ずやっていますし、街の空気には少し敏感になっておいて、危険な雰囲気を感じたらそこは避けるように心がけています。
とにかく、安全が第一ですから、しっかりとした準備をした上で、無理のないランを目指すのが、旅ランを充実させる秘訣だと思います。
まとめ
旅先でのランは、普段のランとは違う刺激があってとても楽しいものです。
思い出に残るような出来事に出くわす可能性も高くなりますので、何とか時間を作って、ランで街に出かける機会を作りましょう。
おまけ
ブログを書いているうちに、旅に出たくなりました。