ニューヨーク発祥のハンバーガーチェーン「シェイク・シャック」。先週、11月13日に日本での第一号店が開店したと言うことで試してみましたよ。
日本初上陸の「シェイク・シャック」は、神宮外苑の銀杏並木沿いです
「シェイク・シャック」は、2004年ニューヨークのマディソン・スクエア・パークで開店しました。
当初はチェーン展開する予定ではなかったのですが、この1号店が大成功したことによって、チェーン展開を決意。
その後は順調に成長して、現在、世界中に77店舗を展開しています。
アメリカ以外では、イギリス、トルコ、ロシア、クエート、レバノン、UAEに店舗があります(中東に21店舗もあるのは意外)。
そして、11月13日に日本第1号店が開店することになりました。
「シェイク・シャック」は神宮外苑の銀杏並木沿いにあります。
ドラマのロケなどにも使われる、有名な銀杏並木ですね。
(確かにきれい)
16時過ぎに時間が空いたので、ランのついでに行ってみたのですが、お店に近づいてみると、
で、出たー。スゴい行列。
「あ、あの−、今日って平日ですよね?」と聞きたくなるような長さです。
聞けば2時間半待ちとか。
「食べ物にそんなに待てるかー!」と思いつつ、お店の外観と混雑の様子をiPhoneでパシャパシャ撮っていたのですが、
そうこうしているうちに、”あんなこと”や”こんなこと”が重なって、急に食べられることになったのであった(ム? 何があった?)。
シャックバーガーの味はどう?
どうにか食べられることになったのですが、店舗内には入れないので、持ち帰りでオーダーすることにしました。
(この紙袋は結構かわいい)
オーダーしたのはシェイク・シャックの定番「シャック・バーガー」です。
(どーん)
おー、かなりボリュームがありそうですね。
チーズが”ドワッ”と垂れ下がってきてます。
計測してみると、直径約11cm、高さが約6.5cm、質量265g。
サイズはモスバーガーの「モスバーガー」とほぼ同じですね。
(モスバーガーは、直径10cm、高さ6.5cm、質量210g。質量はシャック・バーガーの方が55g重くなってます)。
断面です。
レタス、トマト、それから何かを揚げたものが挟まっていて、一番下に肉が見えますね。
いろんな素材を組み合わせていて、おいしそうです。
ここまできたら、ガブッとたべちゃいましょう。
いただきます!
(ムシャムシャ…)
肉の味がしっかり出ている、アメリカらしいハンバーガーですね。
チーズの味も濃くていいですし、トマトとレタスとのバランスもいいです(量の調整が可能)。
パティも柔らかくモチモチして噛み応えがありました。
ただし、ここまでは、おいしいですけど、定番のハンバーガーな感じです。
ちょっと変わっているのが、チーズをまぶして揚げたマッシュルーム(詳しい種類は分からないけど、シイタケっぽい)がサンドされていること。
これがアクセントになって、個性的な食感を出しています。
独自性という意味ではここがポイントかもしれません。
味はおいしく食べ応えもあり、なかなか満足度の高いハンバーガーでした。
問題は値段
味はおいしいのですが、気になるのが値段です。
(シェイク・シャックのメニュー表の一部)
今回食べたのが「シャック・バーガー(single)」ですが値段が税抜きで680円。
ただ、先述の通りサイズとしては「モスバーガー」とあまり変わらないんですよね。
「モスバーガー」の値段が370円で、一般的には「高い」と感じる方が多いと思いますので、ほぼサイズが変わらない「シャック・バーガー」にさらに300円を払うかというと、ちょっと難しいと思います。
ロケーションも良いですし、付加価値もあるので680円でOKかもしれませんが、ハンバーガーを買いに神宮外苑まで行くかというと…、ちょっとね。
「値段に見合う価値をお客さんに感じさせられるか」が、広く受け入れられるかどうかのポイントになりそうです。
まとめ
シェイク・シャックの「シャック・バーガー」は肉の味がしっかり出た、アメリカらしいハンバーガーでした。
ただ、値段が高いので、それに見合った価値があると感じさせることができないと苦戦するかもしれません。
おまけ
今日初めて知り合った方とハンバーガーを食べながら「”輸入小麦”のリスク」について熱く議論。
色々勉強になりました。