隅田川沿いにランステとカフェが併設された「両国テラス」が開店したので行ってきました。
両国テラス=ランキューブ+両国テラスカフェ+鹿屋アスリート食堂
両国テラスは、旧安田庭園にほど近い場所にあります。
JR両国駅から徒歩5分、両国国技館から徒歩3分で、隅田川のすぐそばです。
JR両国駅の改札を抜けて右手(国技館方面)に向かい、
国技館を右手に見ながら直進します。
約200m進むと、旧安田庭園の入り口が見えてくるので、右折。
すぐに、大きく左へ曲がるカーブがありますので、道なりに進みます。
カーブを曲がると、「両国テラス」の看板が見えてきます。
到着です。
両国テラスを運営するのは、株式会社アスリート食堂。
アスリートをサポートするバランスの取れたメニューを提供している「鹿屋アスリート食堂」や、
皇居ランで使われるランステ「ランキューブ」を運営している会社です。
すでに、竹橋で「鹿屋アスリート食堂」+「ランキューブ」+「ルーフノップ」(ラウンジ)の組み合わせで、施設を運営していますので、その実績に基づいた満を持しての展開ということでしょう。
「両国カフェ」もランステやカフェの単体での営業ではなく、
「ランキューブ」+「鹿屋アスリート食堂」+「両国テラスカフェ」の複合施設ですが、「両国テラスカフェ」の中で「鹿屋アスリート食堂」のメニューを提供しているのが違いです。
ラン以外の要素でも楽しめるような店舗運営をして、利用者の滞在時間を延ばすのが、共通した方針のようです。
せっかくですので、「ランキューブ+両国テラスカフェ+鹿屋アスリート食堂」のコンボを試すことにしました。
ランキューブ 清潔&「ゆったり」とまではいかなくても十分な広さ
まずは「ランキューブ」です。
カフェの建物にある受付で料金の支払いと、ロッカーの鍵、レンタルするグッズを受取ります。
初めての利用の場合は、会員登録(無料)が必要になります。
ネットからも可能なので事前に登録しておくのがスムーズです。
ちなみに、最も多く利用されるであろう、ビジターの「シャワー+ロッカー+レンタルバスタオル」の利用料は700円(現在はオープン記念で500円)。
500円なら「安い!」と思いますが、700円だと「高い!」と感じます。
微妙ではありますが、私の中では500円がランステ利用料の大きな基準になっているようです。
受付が済んだら更衣室へ向かいます。
建物は簡易なプレハブの2階建て。
1Fが女性、2Fが男性のフロアです。
私は午前中伺いましたが、利用者は私だけでした。
中の様子は、
このような感じで、設備はシャワー4、ロッカー48、シューズロッカー32です(1F、2Fとも同数)。
「ゆったりとしている」、とまではいきませんが、狭いと感じることはありません。
着替えをして身なりを整えるだけなら十分な広さです。
最初、「シャワーが4基しかないのは厳しいかも」と思ったのですが、シャワー1基に対するロッカーの数が12と、他の施設に比べて多いわけではなく、
ロッカーの数によって利用者数がコントロールされることを考えると、そこまで不便はなさそうです。
できたてなので当然清潔ですし、ドライヤーなども備え付けられていますので、気分よく使えます。
ランが終わったらロッカーの鍵をフロントに返して、会員証を受け取って終了です。
「両国テラスカフェ」&「鹿屋アスリート食堂」
走り終わってから「両国テラスカフェ」に伺いました。
お目当ては「鹿屋アスリート食堂」で提供されている「アスリート食堂定食」です。
お昼前だったのとオープン初日ということで、店内は満席でした。
待機列で待っている間に、メニューを決めるのですが、「アスリート食堂定食」をオーダーする場合はこのような紙が渡されて、
ご飯の種類と量の番号、先ほどのメニューにあった主菜の番号、を記入します。
そのまま列が進むと、先にお会計を済ませ、さらにキッチンの方に進みます。
キッチンでは、先ほど記入した紙と引き替えに番号札を受け取り、空いている席に座って待ちます。
しばらくして番号が呼ばれ、受けとったのが、
こちらです。
・トマトとひじきのサラダ
・レバーの竜田揚げ
・生姜焼き
・アス米(何種類かの穀物をブレンドしたお米)
これだけ種類があって彩りが豊かだと見ているだけで満足できますね。
食事には、品数をそろえることも重要な要素だと感じました。
残さずいただきましたが、味も良いですし、何よりバランスを考えてメニューが作られているのが嬉しいところです。
レシートには摂取カロリーと栄養素が表示されるという芸の細かさ。
ランの後に、バランスの取れた食事を楽しむというのは、なかなか良い組み合わせのように思いました。
まとめ
これからの季節、桜の花を見ながら気持ち良く走るには、隅田川沿いはピッタリです。
遠方に住まれている方でも、「両国テラス」を利用すれば、気軽に楽しむことができそうです。
<おまけ>
初めてレバーの竜田揚げを食べましたが、癖のあるレバーの味が竜田揚げの香ばしさとうまくマッチしていて、おいしかったです。
温かいうちに食べると、さらにおいしくいただけます。