「浅草にカスタードクリーム専門店ができたぞ!」ということで、早速行ってみることにしました。
「Custard Lab Tokyo」は8月7日に開店
「カスタードクリーム」「浅草」で検索すると、「人形焼き」が上位表示されますが、現在は、こちらが割って入ってきます。
(出典:Custard Lab Tokyo オフィシャルサイト)
カスタードクリーム専門店の「Custard Lab Tokyo」。
運営しているのが、居酒屋の「金の蔵」「月の雫」などを展開している飲食チェーン、三光マーケティングフーズ。
居酒屋以外にも、うどん、定食、パスタ、牛丼、焼き肉など、様々な業態のお店を出している会社ですが、スイーツは初めての出店のようです(オフィシャルサイト上の沿革より)。
ですので、それまでの商品開発やオペレーションのノウハウが、そのまま生かせるわけではないでしょうから、かなり難しい店舗運営を強いられることになるのかもしれません。
8月7日に開店していますので、実際にどんなスイーツが提供されているのか、見てみることにしました。
「Custard Lab Tokyo」の2つのメニューを試食
「Custard Lab Tokyo」は、つくばエキスプレスの浅草駅の側にあるROX・3G の1Fにあります。
国際通りに面している比較的大きな「浅草ROX」の、ちょうど裏手にあるのが、「ROX・3G」。
「浅草ROX」の1Fではないのでご注意下さい。
なお、イートインスペースはなく、持ち帰りになります。
では、試してみることにします。
東京シューザック
「Custard Lab Tokyo」のメニューは3つですが、その最初に来るのが「東京シューザック」です。
定番のカスタードクリームを使ったお菓子なので、「Custard Lab Tokyo」の味を確かめるにはピッタリのメニューです。
まずは、外観から見てみましょう。
見ていただくとお分かりになるかもしれませんが、カスタードを包む生地はデニッシュ。
焦がしカラメルをぬっているため、表面は黒っぽくなっています。
断面を見てみます。
割った瞬間に、新鮮なタマゴの香りがして期待が膨らみます。
カスタードクリームがたっぷり含まれていて、こぼれ落ちそうです。
サイズは、
直径:7.5cm
厚み:4.6cm(最大値。測定箇所によって違いあり)
質量:75g
カスタードクリームに重みがあるので、すこし重みを感じるのが特徴です。
食べ方ですが、上側のデニッシュがフタになっているので、
その部分を外し、カスタードクリームをつけていただきます。
(こんな感じ)
最後はカスタードの乗った底の部分をガブッといっちゃいましょう。
それでは、試してみます。
デニッシュ生地のサクサクした食感と、ほろ苦い甘みがおいしいです。
カスタードクリームは甘さが控えめ。
タマゴの香りが心地よいですが、ほとんど自己主張がなく、生地のおいしさを引き立てる役割に徹しているように感じました。
「東京シューザック」は、個性的であり、おいしく仕上がっているので、オススメしたいメニューではあるのですが、
カスタードクリームを専門とするお店ですから、もう少しカスタードの美味しさを引き出せるような(控えめな甘さでも、しっかりと美味しさが伝わるような)メニューにする方が良いようにも思いました。
今後、この定番のカスタードクリームを生かすようなメニューが開発されるのを期待したいところです。
UZI〜宇治〜
「東京シューザック」は定番のカスタードクリームを使っていますが、バリエーションとしてもう一つ用意されているのが、抹茶のカスタードクリームを使った「UZI〜宇治〜」。
こちらは、「東京シューザック」と違いカスタードクリームをシューで包んだ、シンプルなシュークリームです。
表面に金粉がまぶしてあるのが特徴的です。
断面を見てみます。
鮮やかな緑のクリームが見えますね。
シューの厚みはそれほどないようなので、抹茶カスタードクリームの味をしっかり味わってもらいたい、ということなのでしょう。
サイズは、
直径:7.5cm
厚み:3.9cm(最大値。測定箇所によって違いあり)
質量;54g
比較的小ぶりで、食べやすい大きさと言えるでしょう。
こちらは食べやすい大きさなので、思いきって”ガブリ”といってしまいましょう。
試してみます。
抹茶の効いたカスタードクリームがおいしいです。
抹茶の風味とカスタードの甘みが巧みに生かされていて、オーソドックスながらも、深みのある甘さに仕上がっています。
シューの方もおいしいです。
バターを十分に使った生地を、すこし時間をかけて焼いているので、塩気がしっかりと感じられる上に、香ばしさもある生地になっています。
このシューの塩気と香ばしさが、カスタードクリームと合わさることで、カスタードクリームの甘みが存分にを引き出すことになり、全体の美味しさにつながっているように感じました。
値段が300円と、かなり値が張るのがネックですが、試してみる価値はあります。
まとめ
「Custard Lab Tokyo」の「東京シューザック」「UZI〜宇治〜」は個性的なメニューでどちらもおいしくいただけます。
カスタードの美味しさが十分に生かされていない、また、値段が高いなど、気になる点はありますが、未だ、スタートして間もないお店ですので、今後のメニューに期待したいところです。
おまけ
昨日は、「実務で使えるWord入門セミナー 基礎編」のカリキュラムを少し手直し。
関数の動きをイメージしてもらいやすくするために、レジュメの説明部分を変更したのですが、かなり時間がかかってしまった。