長く苦しんでいる”足の指の付け根”や”アキレス腱”の痛み。「少しでも和らげる方法はないか」と今でも試行錯誤していますが、今回はインソールを作る事にしました。
ランによる痛みが限界に
先月、それまで使ってきたシューズがボロボロになってきたので、新しいシューズを買ったのですが、
完全に失敗してしまいました(泣)。
記事にも書いたのですが、足の指の付け根のところが異常に痛み、普段走っている距離(10km)が完走できません。
さらに、痛みを和らげるために、シューズの中で微妙にポジションを変えながら走っているせいで、体の左右のバランスが悪くなり、アキレス腱や腰まで痛むようになっていました。
買って1月も経っていないので躊躇しましたが、これ以上使い続けるとケガが酷くなると考えて買い換えを決意。
ただ、今の自分の知識だけで判断すると失敗を繰り返す可能性が高いので、アドバイスを受けて決めることにしました。
痛い出費ではありますが、自分の足や走りの特徴を知るための良いきっかけになったので、OKです。
「RunDesign」さんで自分の足に合うインソールを作る
伺ったのは、こちら。
RunDesign」さんです。
「RunDesign」はカスタムインソールのお店
場所は、神保町のすずらん通りにあります。
(喫茶店の「さぼうる」さんの近くですね)
神保町以外に、京都、沖縄にもお店があります。
で、「RunDesign」さんが何のお店かというと、カスタムインソールを作ってくれるお店。
つまり、その人の足に合った靴底を作ってくれるお店なんですね。
「RunDesign」さんのHPでも説明されているのですが、足の形や、走り方って人によって全然違います。なので、その人の足のサイズだけではなく、足の形、走り方、体重のかかり具合などを、実際に計測した上で、その人に合ったインソールを作ってくれるのです。
メインはインソールですが、それだけでなく、シューズも取り扱っているので、希望があればシューズ選びも手伝ってくれます。
「RunDesign」さんでカスタムインソールを作ったよ
完全予約制なので、初めて行かれる方は必ず電話かメールで予約を取ってから行きましょう。
私も電話してから行きました。
お店に入ると、まずアンケート用紙への記入からスタート。
普段やっているスポーツの種類、経歴や頻度、使っているシューズ、足の悩み、足に痛みがあればどこが痛むか、などかなり細かく質問事項が設定されています。
書き終わるとそれを基にして、ヒアリングです。
もう少し細かい感覚的なところの確認をしていきます。
ここから、計測が始まります。
最初はフットプリント。
足形をとって、土踏まずや足底の形、重心がどこにあるかなどを見ます。
ここで、ある程度その人の足の特徴が分かるので、アンケートとヒアリングの情報とを合わせて、現在抱えている足のトラブル(痛み)がどのようなメカニズムで起こっているかを、説明してくれます。
私の場合は、
・ハイアーチ(土踏まずが高い)
・足の外側に重心がかかっている
・足の指に力が入っていない
などの特徴から、
土踏まずの持っているクッションの機能が十分に働かず、
足の指の力が弱く足の指で体の重みを支えられていない、
ために、足の指の付け根のところに着地の衝撃が集中してしまっていること。
極端に足の外側に重心が偏っているので、バランスをとるためにアキレス腱に無理な力がかっていること。
を指摘されました。
ただし、これは限られた情報の中での話なので、この内容が正しいかどうか、さらに詳しく見ていきます。
3Dの計測装置で足の細かいサイズを測定して、
実際に走ってみて、着地の時に足のどの部分に圧力がかかっているかを測定。
この間にも、ヒアリングを継続して行って、ようやく足の特徴が分かってきます。
こうして収集した足の情報を基にして、インソールを作成します。
値段は通常のものなら10,000円くらいから(アスリート用は18,000から)で、期間は、制作をお願いしてから1週間程度です。
ただし、この辺は状況によって異なると思います。
私はこの後、シューズの買い換えについてもアドバイスをもらって、実際に購入することにしました。
インソールができた!
そして、1週間後。
インソールができました。
お店にシューズを持っていくときちんとセットしてくれます。
取り出すのとまた調整が必要なので、写真はシューズにセットされた状態のインソールにしました。
実際に走ってみると感覚が全然違います。
私の足の特徴であるハイアーチをカバーするために、しっかりと土踏まずにボリュームが出るような設計になっています。
インソールによって土踏まずでも着地の衝撃を吸収できるようになっているのがよく分かります。
慣れるまでは少し時間がかかりそうですが、これでシューズ内の環境は大きく変わりそうです。
どの程度効果があるかは、これからしばらく使ってみてから改めてレポートします。
まとめ
新しいインソール、どんな変化があるか楽しみです。
おまけ
「RunDesign」さんは、プロアスリートのインソールも制作されていました。本田圭佑選手のサインもバッチリ飾ってありましたよ。