Macにはデフォルトで200以上のフォントが内蔵されています。通常ならこれで十分ですが、プレゼン用の資料などでデザイン性の高いものを作りたい場合には、新しいフォントを追加して使うこともできます。
Macのフォント
Macのフォントは200以上あります。
(現在私のPCに入っているフォントは241。デフォルトから25程度追加しています)
もちろん、その全てを使っているわけではなくて、いつも使っているのは「Helvetica」。
「Helvetica」のサンプルです
スッキリとした見やすいフォントなので、ほとんどの文書で使っていますが(「近日出荷」でも使っています)、反対に文書の中で強い印象を残したい場合などには不向きです。
200以上のフォントがあるので、その中から選ぶことができればいいのですが、案外イメージに合うものがなかったりします。
そんな時は、新たにフォントを追加してしまいましょう。
Macに新しいフォントを追加する手順
Macに新しいフォントを追加してみます。
「フォントってどうやって手に入れるの?」と思われるかたもいらっしゃると思いますが、
フォントは、CDに保存されたフォントのデータを購入する方法と、
ネット上でフォントを配布するサイトがあるので、そこからダウンロードする方法がメインです。
今回はすぐに手に入れることができる、ネットからダウンロードする方法を試すことにします。
追加したいフォントをダウンロードする
まず、使いたいフォントをダウンロードします。
様々なサイトでフォントが配布されていますので、「Mac フォント おすすめ」などで検索して探してみて下さい。
今回は、扱っているフォントの数が多い「1001 FREE FONTS」を使います。
(1001 FREE FONTSのトップページ)
「1001 FREE FONTS」はトップページで「3D」や「Gothic」などカテゴリーを絞ることができますし、
(「Holloween」「Disney」などのカテゴリーもあります)
「Custom Preview:」の欄に言葉を入力して、「update」をクリックすると、
各フォントでどのようなイメージになるかをプレビューで表示してくれるので、とても使い勝手が良いです。
(様々なフォントで「mongolian chop squad」と表示された)
「1001 FREE FONTS」からサンプルとして、こちらの「Ampad Brush」をダウンロードします。
ダウンロードは右端の「DOWNLOAD」ボタンをクリックして、好みのフォルダに保存すればOKです。
ただし、後で使うので、どのフォルダに保存したかは必ず覚えておいて下さいね。
Zipファイルを開いて「 .ttfファイル」を取り出す
Macのフォントは、最後が「 .ttf」になっている「 .ttfファイル」の中に入っていますが、ダウンロードするファイルは「 .ttfファイル」を圧縮した「Zipファイル」になっていることが多いです。
「Zipファイル」のままでは、Macにフォントのデータを取り込むことが出来ないので、「Zipファイル」を開いて 「.ttfファイル」を取り出しておきます。
やり方は簡単で、「Zipファイル」をダブルクリックするだけです。
新しいフォルダが現れますが、この中に「.ttfファイル」が入っています。
「Font Book」を開いて、「.ttfファイル」を取り込む
ここまで準備ができたら、「Font Book」を開きます。
「アプリケーション」の中に「Font Book」があるのでダブルクリックで開きましょう。
「Font Book」を開いたら、上部にある「+」ボタンをクリック。
フォルダ選択の画面が開くので、先ほど「.ttfファイル」を保存したフォルダを選択します。
「Zipファイル」から取り出したフォルダに入っている「ttf.ファイル」を指定して「開く」ボタンをクリック。
すると、
フォントを追加することが出来ました。
早速、追加したフォント「Ampad Brush」を選んで、
入力してみると、
良い感じのフォントで仕上げることが出来ました。
まとめ
Macでデフォルト以外のフォントを使いたい時は、使いたいフォントの「ttf.ファイル」を「Font Book」から取り込めば使えるようになります。
かなりバリエーションも豊富なので、印象的な資料を作る場合やデザインで使う場合などに試してみて下さい。
おまけ
フェスに行くきっかけになったのは、マンガの「BECK」だったような気が。