人のPCを借りて作業する機会があったのですが、空き時間にyoutubeで動画を再生していると、定期的に広告が挿入されてイライラすることに。
最初「youtubeってこんなに見にくかったっけ」と思いましたが、本当はそれが通常で、自分のPCではCMブロックの対策をしているのを忘れていました。
youtubeを快適に視聴するために行っている、CMブロックの対策をご紹介します。
youtubeはCMの頻度が高すぎ! 広告の意義が薄れないか心配になるほどです
今回、人のPCを使ってyoutubeの動画を再生したのですが、驚いたのはCMの頻度。
新しい動画を開くと、必ずCMが再生されて、
(こう言うのです)
さらに、動画の再生時間が長いと、約10分おきにCMが流れるというしつこさ。
サイドバーや画面の下側には、ガンガン「バナー広告」も出てきますし、とにかく不愉快です。
(Skipやバナーを閉じるボタンがあったりしますが、それをいちいちやるのも面倒です)
これでは、CMを見せられた方は、商品やサービスを買うどころか、「2度とみたくない」と思って当然でしょうし、youtubeへの評価も下がって、利用するユーザーが減少することも考えられます(その分広告価値は下がります)。
安くはないお金を使ってCMを打つのに、これでは、逆効果になるのではと、心配になるほどのしつこさです。
とは言え、youtubeは広告収入によるビジネスを主軸に置いていますから、さすがにこれを止めてくれと言うのは、無理があります。
そこで、ユーザー側の方で、youtubeのCMをブロックするための対策を講じて、すこしでも快適に視聴できるようにするのが現実的です。
私が、実際に行っている方法をご紹介しますが、youtubeのCMでイヤな思いをされている方は、やり方も簡単ですので、試してみて下さい。
Google Chromeの拡張機能を使ってアプリを導入します
ここから、具体的な広告ブロックの対策をご紹介します。
最初にお断りしておきますが、これからご紹介する対策を講じても100%広告をブロックできるわけではありません。
どうしてもブロックできないものもありますので、その点はご承知おき下さい。
(それでも、何もしないのと比べれば雲泥の差がありますので、やってみる価値は十分にあると考えています)
また、私が使っているブラウザがGoogle Chromeですので、他のブラウザでは利用できない方法もありますので、その点もご了承願います。
具体的な対策に入って行きますが、使うのは、Google Chromeの拡張機能です。
Google Chromeでは拡張機能を使って、アプリをインストールして、もともと持っているGoogle Chromeの機能に様々な機能を付け加えることができます。
現在もたくさんのアプリが提供されていますが、その中から、ウェブサイトの広告をブロックする機能をもつアプリを導入するのです。
具体的な導入の手順をご説明します。
「≡」をクリックして「設定」画面に入り、「拡張機能」画面を開く
Google Chromeの画面右上の「≡」をクリックするとリストが開くので、「設定」をクリック。
「設定」画面の左のサイドバーから「拡張機能」をクリックすると、「拡張機能」画面が開きます。
「拡張機能」画面から「Chromeウェブストア」へ移動
「拡張機能」画面が開いたら、下にスクロールしていきます。
画面を最後までスクロールすると、一番下に「他の拡張機能を見る」がありますので、ここをクリック。
Chromeウェブストアが開きます。
Chromeウェブストアでアプリを検索して、「無料」ボタンをクリックして導入
Chromeウェブストアが開いたら、左上に検索ウインドウがあるので、導入したいアプリ名を入力して検索。
アプリを見つけます。
アプリが見つかったら、右上にある「無料」ボタンをクリック。
確認画面が出てくるので「追加」ボタンをクリック。
インストール完了の画面が現れますので、
これで無事、アプリが導入されたことになります。
以下で、広告ブロックに効果のあるアプリをご紹介しますので、上の手順を参考に、導入を進めてみましょう。
Adblock Plus
まずは、先ほどの拡張機能からのアプリの導入で扱った、「Adblock Plus」です。
Google Chrome以外にも、Internet Explorer、Firefox、でも利用できます。
Adblock Plusは、サイトのプログラムを解析して、広告に該当する箇所を非表示にしたり、
危険なサイトのリストが作成されていて(Adblock Plusで作成するものがあるだけでなく、ユーザーも登録することができる)、該当するサイトには飛ばないようにしてくれます。
また、Adblock Plusはyoutubeだけでなく、WEB全般の広告に対して機能しますから、利用価値は高いです。
導入の手順は先ほど説明したとおりですが、設定で一つ注意することがあります。
まずは、アプリのオプションの画面を開きます。
Google Chromeの右上にある「≡」をクリックして、「設定」画面を開き、左のサイドバーにある「拡張機能」ボタンをクリックして、「拡張機能」画面を開きます。
導入しているアプリが表示されますから、「Adblock Plus」を見つけて、「オプション」をクリックして下さい。
これで、オプション画面が開きます。
ここから設定に移りますが、「フォルダリスト」というタブが開いていますので、この中にある、
・「Adblock Warning Removal List」にチェックを入れる
・「控えめな広告を許可 」のチェックを外す
ように設定を変えましょう。
Adblock Warning Removal Listは、
「大げさなメッセージの広告を取り除きます」
という機能なので、チェックを入れて有効に。
「控えめな広告を許可 」は、書いてあるとおりで、広告を許可する機能なのでチェックを外して無効にします。
(これはAdblock Plusが、広告主から手数料を受け取る手段として設定されているものです。以前は存在しなかった機能なのですが。)
これで設定も終了しましたので、youtubeの広告はかなり少なくなるはずです。
Enhancer for YouTube
もうひとつのアプリが「Enhancer for YouTube」です。
Google Chrome以外に、Firefoxでも利用できます。
「Enhancer for YouTube」は、広告をブロックするだけでなく、youtubeを快適に使うための機能を強化してくれるアプリです。
導入後のyoutubeの画面です。
画面の下の方にタスクバーが表示されます。
導入時のデフォルトの設定で、広告ブロック機能は有効になっているので、追加の設定は不要です。
それ以外にも機能がありますが、右から2番目にある「リピート再生」くらいが、よく使う機能になるでしょう。
こちらは、youtube単体の機能強化のアプリですので、WEB全般を対象に広告をブロックしたい場合には、不十分ですのでご注意下さい。
まとめ
youtubeを快適に視聴するには、広告の対策が必要です。
「Adblock Plus」や「Enhancer for YouTube」を導入すれば、全てではないですが、かなりの広告をブロックしてくれますので、視聴環境の改善が期待できます。
おまけ
youtubeは会員を有料と無料に分かれて、有料会員には広告なしで使えるようにするプランがあるとか。
高すぎなければ、有料で広告なしで使いたいというユーザーもかなりいそうですね。