Gmailを開くと、画面の右上にカウント情報が表示されますが、そこにデカデカと
自分の名前が出てくることがあります。
自分の名前なので別に支障はありませんが、Gmailを開くたびに表示されるのは、
何か恥ずかしい。
ということで、プロフィール写真に表示されてしまう自分の名前を、
表示させないようにしてみます。
「Google+」のプロフィール写真を変更する
Gmailのプロフィール写真のところに名前が”ドーン”と出てしまうのは、
(こんな感じで)
「Google+」のプロフィール写真が反映されているからなんです。
(「Google+」は、Facebookのような機能を持つGoogleが運営するSNSです)
Gmailアカウントの作成中、知らないうちに「Google+」のアカウント作成を
勧められるのですが、うっかりOKしてアカウントを作成してしまうと、
Gmailと「Google+」の情報が共有(同期)されてしまって、
「Google+」のアカウント情報が、Gmailの方に飛んでしまうんですね。
(Google+のプロフィール。ここで入力されている情報がGmailでも反映される)
ただ、最初の段階では上の画像のように、「Google+」のプロフィールには、
写真が入っていません。
で、Gmailでプロフィール写真の代わりに何が表示されるかというと、
「Google+」に登録した名前が表示されている、ということです。
(「Google+」に登録した”姓・名”の”名”の部分が表示されます)
Gmailの表示のことなのに、「Google+」の方で設定しなければいけない
というのは面倒ですが、仕様でそうなっているのでしかたありません。
「Google+」の方で解決してしまいましょう。
「Google+」プロフィール写真が原因であることが分かれば、
プロフィール写真に適当な画像を設定しておくことで、
名前が表示されるのをさけることができます。
ということで、
スクリーンショットで真っ白な画像を撮影して、(Gmailの余白部分を撮っただけです)
これをプロフィール写真に設定してしまいます。
Gmailの画面右上にあるプロフィール写真をクリックすると、次のような画面が情報が開くので、
「Google+ プロフィール」をクリック。
「Google+」のプロフィール画面が開くので、プロフィール写真の箇所をクリック。
プロフィール写真を選択する画面が表示されるので、
先ほど撮影した、白い背景の写真を選択します。
ここで、
「この写真であなただと分かってもらえますか?顔を認識できません。」
と警告が出てきますが、
あなただと分かってもらう必要はないので、気にせず
左下の「プロフィール写真に設定」ボタンをクリックします。
すると、背景が白のプロフィール写真が設定されて、Gmailの方では、
白の背景が表示されるだけで、名前は表示されなくなりました。
「Google+」のアカウントを削除する
「Google+」の情報を反映させない方法として、「Google+」のアカウントを削除する
方法もあります。
そもそも「Google+」を使う予定がなければ、アカウントごと削除してしまっても、
何の問題もありません。
ただし、「Google+」のアカウントを削除した場合、Gmailのプロフィールには
Googleアカウントの情報が反映されることになるので、
Googleアカウントに本名で登録していて、それを表示させたくない場合は、
Googleアカウントの名前の変更が必要にになりますのでご注意下さい。
「Google+」のアカウント削除は、「Google+」の設定から行います。
Gmailの画面右上にあるプロフィール写真をクリックして、
次の画面から、
「Google+ プロフィール」をクリック。
「Google+」のプロフィール画面になるので、画面左上の「プロフィール」に
カーソルを合わせてリストを開き、
「設定」をクリック。
「設定」画面が開くので、下にスクロールしていくと、一番下に
「Google+ を無効にする」の項目があるので、
「Google+ プロフィールを削除する場合はこちらから。」をクリック。
ログイン画面に移るのでパスワードを入力してログインすると、
次のような画面に移ります。
警告が表示されていますが、「Google+」を使っていない人にとっては、
影響はないので、画面下部にある
「必須: Google+ プロフィールを削除すると後で元に戻すことはできず、
削除したデータも復元できないことを理解しました。」
のところにチェックを入れて「削除」ボタンをクリックします。
これで、「Google+」のアカウントは削除されました。
※繰り返しになりますが、「Google+」のアカウントを削除した後は、
Googleアカウントの名前がGmailのプロフィール写真に反映されるので、
Googleアカウントに本名を登録していて、それを表示させたくない場合などは、
Googleアカウントで名前を変更する必要があります。
変更が反映されるまで、しばらく時間がかかります
上の2つの方法で、Gmailのプロフィール写真に名前が表示させないように
することができますが、
変更した設定がGmailに反映されるまではしばらく時間がかかります。
反映までに数時間かかることもありますので、
「あれ? ちゃんと変更したのになぁ」
と思って何度も設定をやりなおしたりする必要はないですよ。
(私は何度もやって時間をムダにしました)
しばらく待っても反映されない場合は、1度ログアウトした後で、
もう1度ログインしてみましょう。
まとめ
Gmailのプロフィール写真に名前を表示させたくない場合は、
「Google+」のプロフィール写真を変更するか、
「Google+」のアカウントを削除した上で、Googleアカウントの名前を変更することで、
可能になります。
おまけ
Googleのサービスは「Google→Gmail→Google+→Picasa」と連携していて、
設定の変更が複雑になっているので注意が必要です。