8月に”バナナ”のアイスが2つ出ていたので、食べ比べてみました。
「アイスの実 完熟バナナ」(glico)と「Dole 旨熟バナナ」(ロッテ)です。
バナナアイスは”熟”がキーワード
アイスで使われる味付けの中でもバナナは定番中の定番です。
甘みもしっかりありますし、香りも特徴的なので、商品にする時に再現しやすいのと、バナナの原価がそれほど高くないので材料としても使いやすいというのが理由でしょう。
子供の頃に食べていたアイスも、バナナ味のものがそれなりにあったと思うので、2016年現在では、普通の「バナナ味のアイス」ではなかなか差別化は難しそうですね。
今回食べたバナナのアイスは、2つともちらも商品名に”熟”がついていて、ここがコレまでの商品との差別化のポイントのようです。
熟したバナナの味と香りで、これまでとは違うバナナアイスに仕上げたと言うことでしょうか。
発売のタイミングは少しズレていましたが、何とか2つとも手に入ったので、さっそく食べてみました。
「アイスの実 完熟バナナ」 (glico)
まずは、glicoさんの「アイスの実 完熟バナナ」です。
glicoのアイスと言えば、「アイスの実」。
私も、「アイスの実」は、大好きなアイスで、バリエーションの豊富さと、味の安定感、シャーベットの食感と、楽しめる要素がいくつもあるのが魅力です。
今回の「完熟バナナ」は、セブンイレブン限定での販売。
普段セブンイレブンを使われていない方は、見過ごしているかもしれません。
中を見てみます。
色は黄色ですね。単体だと寂しいですが、他の種類のアイスの実と一緒にお皿に入れると、カラフルなので見た目もたのしめるんですけどね。
アイスの実は、アソートで売り出すともっと人気が出る気がするんですが。
あと、一口大の大きさで、たべやすいのは良いですね。
それでは、たべてみましょう。
いただきます!!
(髪がボサボサなので、キャップかぶっててスミマセン)
シャクシャクシャク…
おー、おいしいじゃないか!
よくある素朴なバナナ味のアイスよりも、香りも味も濃いです。しっかりバナナ。
ただ、そこまでくどいわけではなく、アイスの実の特徴である爽やかさが、ちゃんと維持された程良い甘さに抑えられています。
ネット上での評判だと、「昨年と比べて味が落ちた」という方が多かったので、正直、どうなのかなと思いましたが、これなら十分合格点でしょう。
ただ、確かに味は濃いので、他の、ぶどう、梨、と3つ合わせて、1個ずつ順番に食べるの丁度がいいんじゃないかと思いました。
単体でも十分おいしいですが、これだけを食べ続けるのは味が濃い分飽きも早く来そうなので。
最後に、アイスの実は、色々アレンジして楽しめるようなので、簡単そうなこれを試してみました。
アイスの実&炭酸水。
氷の代わりにアイスの実を入れると、つめたく冷えておいしいよ!
と言うことらしいですが…。
実際に飲んでみると、だらしなく溶けたアイスの実が最後にのこるだけで、普通の炭酸水です。アイスの実はそのまま食べるのがいいと思います。
Dole旨熟バナナ(ロッテ)
続いて、「Dole旨熟バナナ」(ロッテ)です。
また、濃ゆいネーミングですね。
旨&熟ですよ!
Doleとのコラボ商品で、果肉35%。
これなら、”旨熟”でも大げさじゃないかも(バナナが完熟してうまいのが前提だけど)。
それでは、どんだけ”旨く”て”熟”しているのか、試してみます。
いただきます!!
モグモグ…
おー、これはかなりバナナ感ありますね。
断面を見てもらいたいのですが、
結構”ねばり”があるんですよ。
あの、バナナを食べているときの”モリモリ”した食感があるので、バナナを食べている感じが出てます。
香りも強く、味も濃いので、バナナ好きは絶対満足するはず。
定番のバナナ味のアイスだからこそ、これくらい個性のあるものの方がいいですね。
こう言った特徴的なアイスは個人的にも歓迎です。
まとめ
「アイスの実 完熟バナナ」と「Dole旨熟バナナ」は、それぞれの特徴を生かしたおいしいバナナ味のアイスでした。定番だからこそ、どこで差別化するかが難しいですが、それぞれに個性を生かしたおいしいアイスに仕上がっていました。
おまけ
自撮り、ムズい。