実務で使えるWord入門セミナー 「書式のコピー」を連続して行う方法です

Word文書内で、別の箇所で使った書式を別の箇所でも採用したい
場合には、「書式のコピー」を使います。
連続して「書式のコピー」を使う方法を解説します。

注)「書式のコピー」を連続して行う方法を早く知りたい方は、
  「3.『書式のコピー』を連続して行う」をご覧下さい。

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Wordの書式は「段落書式」で設定する

Wordの”行間の広さ”や”インデント”の位置などの書式は、
段落ごとに設定する「段落書式」による方法が一般的です。

「段落」は、「Enter」キーで入力される、「⏎」マークに囲まれた範囲のこと。

 

スクリーンショット 2016 01 21 9 58 59

 

この「段落」を1つのまとまりとして、
”行間の広さ”や”インデント”、”段落間の広さ”などを、
「段落」画面から設定するのが、

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 07 18

 

「段落書式」です。

 

Wordで文書を作るときは、一つの書式だけで全体を統一することは
あまりありません。

内容によって段落を分け、書式を使い分けることで、
メリハリのある文書にすることが多いです。

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 11 02

 

一方で、「同じような内容の箇所」については「同じ書式」を使うことで、
文書の見た目に統一感を持たせる必要があります。

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 19 51

 

このように、他の段落で使った書式別の段落でも使いたい場合は、
書式のコピー」を使います。

 

 

「書式のコピー」の使い方

「書式のコピー」は、コピーしたい段落にカーソルを合わせて、

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 25 20

 
「ホーム」タブにある「書式のコピー」のアイコンをクリック。

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 26 45

 
すると、カーソルが「ハケ」のマーク

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 35 47

 
になるのでその状態で、同じ書式にしたい段落にカーソルを合わせてクリック。

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 38 30
 

すると、

 

スクリーンショット 2016 01 21 10 41 45

 

「書式のコピー」は”インデント””行間の広さ””フォントの大きさ・種類”など、
個別に設定しなくても、1つの操作で書式全体をコピーできるので、
書式を統一したい場合には非常に便利です。

 

 

「書式のコピー」を連続して行う

ただ、先ほどの手順で「書式のコピー」を使うと、
コピー先の段落でクリックした瞬間に、カーソルが「ハケ」のマークから、

スクリーンショット 2016 01 21 10 35 47

普通のカーソルのマークに変わってしまいます。

 

つまり、「書式のコピー」は1度コピー&ペーストが終わると、
”コピー”が解除されて、連続して”ペースト”することができないのです。

 

これでは、複数箇所に「書式のコピー」をしたい場合は非常に面倒です。
コピーのつど、いちいち

・(ホームタブの)「書式のコピー」をクリック
・コピー先の段落をクリック

を繰り返さなければ行けません。

 

さすがにこれは不便すぎます。
連続して「書式のコピー」を行う方法がありますので、
複数箇所で書式のコピーをする場合はこちらを使いましょう。

 

方法は簡単です。
先ほどの「書式のコピー」の手順に1つ操作を加えるだけです。

それは、「ホーム」タブで、

 

「書式のコピー」のアイコンをアイコンをダブルクリックする

スクリーンショット 2016 01 21 10 26 45 のコピー

 
だけです。

こうしておくと、1度コピー先でクリックしても、
アイコンは「ハケ」のマークのままで次々とペーストすることができます。

 
ペーストが終わったら「esc」キーをタッチすれば、
コピーの状態が解除されます。

 

 

まとめ

「書式のコピー」のアイコンをダブルクリックして、コピーすれば、
「書式のコピー」を連続して行うことができます。
 

おまけ

「こなそんフェス」かなりの豪華メンバーだ。
なぜかダイアンも出るし。

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