Excelで作業していると何かの拍子に出てくる、謎の点線。枠線なら見慣れているので問題ないのですが、こう言った慣れない点線が現れると気になってストレスになります。不要なものは削除して、作業効率を落とさないようにしましょう。
シートで点線が出てくるのはこんなとき
普段、Excelで作業をされている時は、こんな画面をご覧になっていると思います。
縦横の枠線が入って、セルを囲んでいます。
ところが、
いつの間にか、意味のない点線が入っていることがあります。
点線が入るのは主に３つのケースが考えられます。
印刷設定
「ファイル」タブから「印刷」をクリックしたり、
「Ctrl＋P」のショートカットで、印刷設定して、元に戻ったときに、点線が残ります。
改ページプレビュー
次に、改ページプレビューを表示させたとき。
改ページプレビューは、印刷したときのページの区切りを表示して、各ページの印刷範囲を調整するための画面です。
上の画面でも表示されているとおり、改ページプレビューでは青の点線が表示されてこれを動かすことで、1ページに収めるページの範囲を調整します。
直感的に印刷範囲を調整することができる、便利な機能なのですが、ここから「標準」に画面を戻すと、点線が残ってしまいます。
ページレイアウトを表示する
もう一つが、「ページレイアウト」を表示させたとき。
「ページレイアウト」は、印刷画面を表示させながら、印刷の区切りを細かく調整できるだけでなく、
この画面のまま、シート内とヘッダー、フッターまで編集することができるのが特長です。
先ほどの「改ページプレビュー」と同じように、印刷の区切りが表示されますが、それが残って「標準」の画面でも点線として残ります。
印刷範囲が分かるのは便利なのですが、作業中は気になりますので消してしまいましょう。
点線を消す方法
点線を消しましょう。
印刷の区切りを変える
印刷の区切りを変えることで、消すことができます。
「ページレイアウト」タブの右下にある「↘」マークをクリックすると、「ページ設定」画面が開きます。
「拡大縮小印刷」にある「次のページ数に合わせて印刷」にチェックを入れて、「横：１×縦：１」にします。
これでOKです。
この操作で何をしているかというと、
全体を1ページで印刷するように調整しています。
全体がスッポリ入るように設定しているので、印刷の区切りが不要になるという理屈です。
設定から「改ページ」の線を消す
次は、設定から線を消す方法です。
「ファイル」タブから「オプション」をクリックして、
「Excelのオプション」画面を開きます。
「詳細設定」をクリックして、「次のシートで作業するときの表示設定」までスクロールして、「改ページを表示する」のチェックを外します。
これで、点線が消えます。
点線が気になる方は、最初からこのように設定しておくのが良いでしょう。
まとめ
「印刷設定 」「改ページプレビュー」「ページレイアウト」を使った後、「標準」の画面に戻すと印刷したときのページ区切り線が、点線として残ります。
点線は、印刷範囲の調整か表示設定によって消すことができます。
おまけ
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが担当する「ゴールデンボンバー鬼龍院 翔のオールナイトニッポン」が、6月末に終了することがアナウンスされました。
同時間帯には伊集院光さんの「深夜の馬鹿力」という、最強の深夜番組が放送されていますので、聴取率としてはきついと思いますが、パーソナリティとしては十分な力のある方だけに、なぜ交代になるのかは大いに疑問です。