実務で使えるWord入門セミナー ”最後の1行だけ”がはみ出した! 「1ページの行数を増やす」「段落ごと次のページに送る」で対処します

Word形式で作成されたフォーマットで文書を作成していると、最後の1行だけ次のページにはみ出ることがあります。中途半端に1行だけが次のページに送られるのことがないように、対処法を身につけておきましょう。

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Word文書の最後の1行だけが次のページに

公的な文書のフォーマットが、Wordファイルで作られていることがよくあります。

 
空欄を埋めて作成していくうちに、最初はキチンと収まっていたものが、最後の方になると、数行だけ次のページに送られてしまうことになります。

 
スクリーンショット 2015 10 10 15 02 50

 

 

内容の切れ目と、ページの切れ目がうまく合わずに、見づらい文書になってしまいます。

 

このようなケースでは、はみ出した行を前のページに収めるか、段落単位で次のページに送るかで対処しましょう。

 

 

 

1ページあたりの行数を増やして、前のページに収める

まずは、はみ出した行を前のページに収める方法です。

 
簡単な方法としては、「余計な行を削除する」ことが考えられますが、ここではもう一つ。 
1ページあたりの行数を増やす方法を解説します。

 
設定で余白を狭くします。

 

 
Word画面の上部にある「ページレイアウト」タブから「余白」をクリック。

 
スクリーンショット 2015 10 10 15 32 19

 

 

「余白」画面が開くので、「狭い」をクリック。

 

スクリーンショット 2015 10 10 15 34 38

 

 
すると、

 

スクリーンショット 2015 10 10 15 39 49

 

 

余白の設定を変える前と後で行数を見てみると、

 
スクリーンショット 2015 10 10 15 40 29

 

 

最初の設定は1ページあたり51行。余白を狭くした後は、

 

スクリーンショット 2015 10 10 15 41 36

 

 
54行に増やすことができました。

 
より細かく設定したいときは、「ページレイアウト」タブで「余白」をクリックした後、

 

スクリーンショット 2015 10 10 15 50 52

 

 

「ユーザー設定の余白」をクリック。

 

スクリーンショット 2015 10 10 15 35 09

 

 
「ページ設定」画面が開くので、余白の上と下の数字を変更することで、具体的に決めることができます。

 

 

 

段落単位で次のページへ送る

次は、はみ出た行に合わせて、段落ごと次の行に送る方法です。

 

スクリーンショット 2015 10 10 15 57 32

 

 

「ページレイアウト」タブの「段落」の「↘️」をクリック。

 
スクリーンショット 2015 10 10 16 02 13

 

 

「段落」画面が開くので、「改ページと改行」タブから「改ページ時1行残して段落を区切らない」にチェックを入れて、OKをクリック。

 
スクリーンショット 2015 10 10 16 05 43

 

 

すると、
 

スクリーンショット 2015 10 10 16 08 36

 

 

段落全体が次の行に送られました。

 

 

 

まとめ

Word文書を作成する際に、最後の1行だけが次の行にはみ出す場合、 
1ページあたりの行数を増やして、前のページに収めるか、 
段落全体を次の行に送ることで、レイアウトを整えるようにしましょう。
 

おまけ

「サークルKサンクス」のブランドが「ファミリーマート」に統一されるとか。 
近所にファミマが3つかぁ。

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