実務で使えるWord入門セミナー ”同じ書式”をつかっている部分の書式を、まとめて変更する方法です

Wordで文書を作成していると、途中で
書式を変更したくなる場合があります。

”同じ書式”の部分を,別の書式にまとめて変更したい場合は、
類似した書式の文字列を選択」を使うと効率的です。

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後から書式を変更したくなる

Wordで文書を作成していて、全体の仕上がりが分かってきたころに
レイアウトを見直してみると、

 

「ここ、変えたいな」

 
と思うことがあります。

たとえば、次のようなお知らせの文書を作成したとき。

 

 

同じ書式で作成した部分が、イマイチ分かりづらく、
まとめて別の書式に変更したい場合があります。

このような場合は、

類似した書式の文字列を選択

を使うと効率的です。

 

もちろん、「書式のコピー」を複数箇所で行えば、
それでも構いませんが、

 
(「書式のコピー」を連続して行う方法はこちらの記事で扱いました)

http://hatenablog.com/embed?url=https://yskzt.com/how-we-should-make-format-copy-continuously-on-MS-Word-20160122

 

似た内容の箇所については、最初から同じ書式で統一して作ることが
多いですから、それならまとめて書式変更してしまった方がラクです。

 

 

同じ書式の箇所をまとめて変更するには 「類似した書式の文字列を選択」で変更箇所を指定

同じ書式の箇所について、書式をまとめて変更するには、
変更部分の指定のしかたがポイントです。

文書全体を自分の目で確認して、同じ書式の箇所を拾い上げていくのは、
面倒ですし漏れが生じる可能性もあります。

そうならないようにWordに備わっている機能を使いましょう。
類似した書式の文字列を選択」を使います。

先ほどの例を使って、具体的に見ていきます。

 

まず、カーソルを書式を変更したい「段落」に合わせます。

 

 
(「段落」について簡単に説明すると、「⏎」で囲まれた範囲のことです。
「段落」については、こちらの記事の「2.段落書式」で詳しく説明しています。)

http://hatenablog.com/embed?url=https://yskzt.com/how-we-should-adapt-paragraph-formatting-in-MS-Word-20150612

 

この状態で「ホーム」タブの「編集」にある「選択」をクリックして、
リストを開き、

 

 

類似した書式の文字列を選択」をクリック。
すると、

 

 

同じ書式の箇所(段落)が指定されます。
この機能によってもれなく該当箇所が指定できるので、
まとめて書式変更することができます。

 

該当箇所が指定された状態で、書式変更します。
ここでは、

 

・インデント(少し右に寄せて始める)

・行間を狭くする

・太字にする

 

の3つの変更を加えます。

 
(インデント)

 

(「段落」画面で行間を狭く)

 

(「太字」アイコンをクリック)

 

すると、

 

 
該当箇所の書式がまとめて変更されました。

 

 

まとめ

同じ書式の段落をまとめて変更するためには、
「類似した書式の文字列を選択」で該当箇所を指定して、
変更を加えると効率的です。
 

おまけ

昨日、日比谷から千駄ヶ谷まで歩いたのですが、
左のかかとにだけ靴ずれが。
ランに影響が出ないかちょっと心配。