実務で使えるWord入門セミナー Wordで作成した文書を、Excelに変換する方法です

以前、ExcelのデータをWordに移す方法をご紹介しましたが、反対に、WordからExcelにデータを移すことも可能です。

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コピー&ペーストでは、形式が上手く維持できない

以前の記事で、ExcelのデータをWordに移す方法をご紹介しました。

 
http://hatenablog.com/embed?url=https://yskzt.com/how-we-should-insert-charts-and-graphs-made-by-MS-Excel-on-MS-Word-documents-20150601

 

それとは反対に、Wordで文書を作っている最中に、数値データなどを1つのファイルにまとめて提出するため、 
WordファイルをExcelファイルに変更したくなることがあります。

 
たとえば、このような請求書をWordで作成している場合、

 

 
単純に、Wordの内容をコピーしてExcelシートに貼り付けると、

 

 
Wordで作成した時の形式が維持できずに、Excelシート上で、再度、形式を整える必要があります。

 
これでは、せっかくWordで作成した文書が、台無しです。

 
Wordの形式を維持したままで、Excelにデータを移す方法を使いましょう。

 

 

 

Wordで作成した文書を、Excelに変換する

WordをExcelに移すと言っても、特別なソフトが必要になるわけではありません。 
WordとExcelの機能だけで可能です。

 
順番に見ていきましょう。

 

 

Wordファイルの「名前をつけて保存」を開く

Excelに移したいWord文書で、「名前をつけて保存」画面を開きます。 
(「F12」のショートカットを使ってもOKです)

 
「ファイル」タブをクリックして、

 

 
左のサイドバーにある「名前をつけて保存」をクリック、

 

 
「名前をつけて保存」画面が開きます。

 

 

Wordファイルを「Webページ」形式で保存する

ここからWordファイルを保存するのですが、その際のファイル形式を、いつもの「Word文書」ではなく、「Webページ」にします。

 

 
「Webページ」の前後に、「単一ファイル Webページ」「Webページ(フィルター後)」という、似通った形式のものがありますが、そちらを使っていただいても大丈夫です。

 
同じ役割を果たしてくれます。

 
Word側の準備はこれで完了です。

 

 

Excelで「開く」画面を表示させる

次に、どのファイルでも良いので、Excelを開いて、「開く」画面を表示させます。 
(もちろん、「Ctrl+O」のショートカットでもOK)

 
「ファイル」タブをクリック。

 

 
画面が変わるので、左サイドバーにある「開く」をクリック。

 

 
これで、「開く」画面になります。

 

 

「Webページ」形式で保存した、Wordファイルを選択して開く

ファイル選択画面に移るので、先ほど「Webページ」形式で作成したWordファイルを選択。

 

 
すると、

 

 
下が切れて見えませんが、スクロールして確認してもらうと、元のWordファイルの形式を維持した状態で、Excelシートにデータが移っているのが、分かっていただけると思います。

 
この状態でExcelファイルを保存すれば完了です。

 
もし、Wordファイルの一部だけをExcelに移したい場合でも、この方法でデータを移した後で、Excel上で、不要な部分を削除するのが、効率の良いやり方です。

 

 

 

まとめ

特別なソフトがなくても、「Word⇄Excel」間でデータのやりとりを行うことができます。 
コピー&ペーストでは難しい、形式の維持なども可能なので、知っておくと便利です。
 

おまけ

昨日のJ2は、「ファジアーノ岡山 vs 愛媛FC」と愛すべき2チームの対戦。 
こうなると、「ホームを応援」になるのですが、残念ながら1−2でファジは敗れてしまいました。 
序盤からファジのペースだったので、このまま行くかなと思ったのですが、いくつかあったショートカウンターのチャンスを、ものにできなかったのが痛かったですね。 
決して悪いゲームではなかったので、下を向かずに次のゲームに立ち向かってもらいたいと思います。