実務で使えるExcel入門セミナー「オートフィル」を使って、”数値”、”日付”の連続データを簡単に入力する方法です

Excelで”連続データ”を入力しなければいけない時があります。在庫リストの通し番号やスケジュール管理ファイルに日付や曜日を入力する時など、1つ1つ手打ちしていると時間がいくらあってもたりません。そんな時は「オートフィル」を使って一気に仕上げてしまいましょう。

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連続データは、範囲指定してドラッグするだけの「オートフィル」で簡単入力

たとえば、次のような在庫リストを作成するとします。

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 11 11

 
1列目に1から順に通し番号を入力するような場合。 
手打ちしていくのは効率が悪いです。

 
連続データの入力には簡単な方法があるので、それを使います。 
「オートフィル」を使う方法です。

 
入力したい連続データの最初の2つ分だけ手打ちで入力して、セルをドラッグ(マウスをクリックした状態で動かす)して範囲指定します。

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 23 04

 
この状態で、範囲指定したセルの右下の角にカーソルを合わせると、

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 27 51

 
十字マーク(「フィルハンドル」と呼びます)が現れます。

 
このフィルハンドルが現れた状態で、左クリックして、そのまま下方向にドラッグ

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 27 51 のコピー 4

 
すると、

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 42 11

 
1から順に番号が入力されました。

 
日付でも同じ事ができますし、

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 44 22
 

スクリーンショット 2015 09 11 12 44 41

 
曜日でも可能です。

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 45 29

 

スクリーンショット 2015 09 11 12 46 16

 
このオートフィルによる連続データの入力ですが、Excelのバージョンが上がる度に精度を増している印象で、奇数、偶数、3の倍数など間隔のある連続データもかなり正確に入力することができます。

 

 

 

大量の連続データはドラッグではなく、「連続データ ダイアログボックス」を使って入力するのがオススメ

オートフィルを使う方法は大変便利ですが、入力するデータの数が100を越えてくるようになると、ドラッグするのも大変です。

 
そんな時は、「連続データ ダイアログボックス」を使うのがオススメです。

 
先ほどの在庫リストを例に採りますが、1から順番に番号を500まで入力することを考えます。

 
最初のセルに「1」を入力して、そのセルを範囲指定しておきます。

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 00 40

 
この状態で、「ホーム」タブの

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 06 03

 
「編集」にある「フィル」をクリックしてリストを開き、「連続データの作成」をクリック。
 

スクリーンショット 2015 09 11 13 06 14

 
すると、「連続データ ダイアログボックス」が開きます。

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 10 06

 
「連続データ ダイアログボックス」に必要事項を入力していきます。
まず、データの入力方向を「行(横方向)」「列(縦方向)」をチェックし、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 18 04 
(縦方向のため””にチェック)

 
種類を選んで、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 19 38
 
(単純に増やすだけなので”加算”にチェック)

 
いくつずつ数を増やしていくか(増分値)を入力して、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 21 27
 
(1ずつ増えれば良いので””)

 
どこまでデータを入力するか(停止値)を入力して、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 22 54 
(500まで入力したいので500と入力)

 
「OK」をクリックすると、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 24 35

 
一気に500まで番号を入力することができました。

 
日付でも同じ事ができます。 
2015年9月1日から2020年の9月30日まで、連続して日付を入力するなら、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 28 42

 
このように入力して「OK」をクリックすると、

 

スクリーンショット 2015 09 11 13 31 24

 
一気に入力することができます。

 

 

 

まとめ

オートフィルを使うと連続データを簡単に入力することができます。 
特に、大量に入力する場合は、「連続データ ダイアログボックス」を使うのがオススメです。 

おまけ

最近ラジオで「Swallowtail Butterfly」がやたらとかかるので、不自然に感じていたのですが、”YEN TOWN BAND”復活するみたいですね。 
それは置いておいて、個人的には「ビークル、とっとと復活してくれ」に1票。

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